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フォーマット
規格、規格化、区画化。語源を同じ、F−1はフォーミュラー・カー・カテゴリー1・グランドプリックス・レース
白紙のノートにマス目を入れたり、ページと目次を設けたりすることをイメージされるとよい。記憶装置、メディアを初めて使用するときに行う。「初期化」ともいう。
形式は、幾種もある。Windows2000以上(以降)が認識できるものと、今回、Lubuntuで使用するものだけ書いておく。
Windows
FAT32 32GB以下のメディア用 最大ファイルサイズ4GB(1枚のDVD記録を一つのイメージとして取り込み、イメージファイルとしたいときは、4GBを超えるので、使えない。複数のファイルに分割されたデータがDVDに記録されていても、「イメージ」として単一ファイルとした場合は使えない。と言う意味)
NTFS 推奨2TBまでのメディア。最大16TB(アドバンスモード:ここに関係ないので意味省略)とされているが、OSによるし、理論上は16EB。最大ファイルサイズも理論上16EB いずれもクラスタ(区画)サイズによる。NTFSは、さらに種類があり、互換性がないものがあるが、駆逐されているので、現代では、気に留める必要はない。
Lubuntu
ここでは、「ext4」を使用しましょう。
Linuxは、どのフォーマットも読み取ることができる。
フォーマットは、そこに記録されているデーターを削除する作業ではない。区分けがなければするし、すでに記録されているクラスタ(区画)への書き込みの許可と、そこのデーターは無効としているだけ。物理的に、たまたまデーターがある場所をアクセスしても、読み取らないし、書き込みは、そこへ上書きされる。つまり、誤ってフォーマットしても、上書きされていないクラスタ(区画)を読み取るプログラムを作れば読みとれる。ディストリの多くは、そこを読むユーティリティーが搭載されているので、ディストリで救助する方法がよく行われる。
Windowsによるフォーマット方法は、2種類あって、時間がかかる方法と、短時間で終わる方法がある。
前者は、各クラスタ(区画)を無効とする方法。全領域にアクセスする必要がある。
後者は、「クイック」とよばれ、目次とページ番号を無効にするだけ。(アロケーションの削除と言う)
どちらも、データーを消し去る作業はしていない。秘密にしておくデーターが書かれたメディアの廃棄は注意が必要。